2005年4月8日 白岩廃村とJFEミネラル武蔵野鉱業所の軌道(埼玉県名栗村、現飯能市)自転車ツーリング
東京近郊の廃村のなかでもとくに有名な、旧名栗村、現埼玉県飯能市の白岩廃村を見にいった。
写真はいきなり、名栗村でもかなり奥の「名郷」集落から。ここは奥武蔵の登山者がバスを降りて出発する拠点でもある。埼玉県道53号はここから秩父へ抜ける山伏峠へ向かうが、白岩廃村(とその先の鳥首峠)や妻坂峠へは左へ分岐していく。
名郷からしばらく上って、車道の終点であるJFEミネラル武蔵野鉱業所に到着した。ここは石灰石鉱山で、白岩という集落名もその名の通り石灰石=白い岩から来ている。JFEミネラル武蔵野鉱業所は2015年に廃鉱になり、いまではここはすべて更地になっているらしい。画像の通りすでに夕方なので、この日は白岩廃村だけを見にいった。
夕方なのにワンチャン鳥首峠まで行けないかと思い自転車を担いでいった。
JFEミネラル武蔵野鉱業所の鉱山軌道
白岩廃村へ向かう登山道から、JFEミネラル武蔵野鉱業所の軌道を見下ろすとても有名なアングル。
白岩廃村に着いた。入り口にはかつて登山客向けの茶屋だった建物「しらとり」がある。
白岩廃村の象徴のように扱われている子供向けの自動車の玩具。
昔住んでいた子供が組み立てたプラモデルのゴミが落ちていた。
内部に侵入する趣味はないので、外からだけ写真を撮った。
鳥首峠方面へ少し進んでみたが、陽が落ちてくるのは明白だったのですぐに引き返した。
ふたたび白岩廃村の風景。
このあと偶然、かつて白岩に住んでいた方がやってきて、少し話をした。
さて、帰る。
白岩への道といえば、この木橋の印象が強い。
ふたたびJFEミネラル武蔵野鉱業所の軌道。
下まで降りてきた。
妻坂峠への林道分岐にて。真っ暗になってしまった。
このあとひたすら県道53号を進んで帰った。
2025年12月22日記事公開