2005年3月18日~25日 九州自転車旅行 Part2
2005年3月、九州を1週間の自転車ツーリングに出かけた。泊りがけの旅行だが、このときはテント泊ではなくユースホステルなどに宿泊した。
このPart2は、湯布院からやまなみハイウェイ、阿蘇山、熊本まで。
2005年3月21日 やまなみハイウェイへ
前日は福岡県西方沖地震に遭遇して移動だけで終わってしまった。この日は湯布院ユースホステルを出発して、九州を代表する観光道路、やまなみハイウェイに向かう。湯布院ユースホステルは風呂で温泉に浸かることができた。
やまなみハイウェイの入り口、水分峠。標高707m。
絶景のやまなみハイウェイを進んでいく。
この日は晴れてくれて本当によかった。
やまなみハイウェイの最高地点、牧ノ戸峠。標高1,330m。
遠くでは草原を野焼きしているのが見えた。
そして、阿蘇カルデラを眺める定番の観光スポット、大観峰へ。前情報なしでツーリングマップルの情報だけで行ったので、本当に感動した。
さて、この日の写真はここまでで終わり。このあと、阿蘇カルデラの中に降りて、阿蘇ユースホステルに宿泊した。
2005年3月22日 阿蘇山を経て熊本へ
阿蘇ユースホステルに泊まった。
阿蘇ユースホステルには自分以外にもたくさんの、当時高校生の自分と年齢の近い宿泊客がいた。しかも日本の代表的観光地のひとつだけあって、各国から外国人もたくさん宿泊していた。2005年はまだ、日本へ来る外国人観光客はいまよりもずっと少なかった。
Wikipedia「日本のユースホステル一覧」によると(外部リンク)、熊本地震で被災したあと閉館してしまったらしい。非常に残念。
阿蘇ユースホステルには自分のほかにも自転車乗りが泊まっていた。ただ、向かう方向は違ったのでユースホステルで別れた。
さて、この日は阿蘇山に上っていく。のだが、ユースホステルでの素晴らしい経験とは裏腹に、この日は土砂降りの雨だった。
草千里まで上ったが、このようにひどい天気だった。
しかもこの頃は雨具の重要性を知らなかったので、まだゴアテックスなどのよい雨具を持っておらず、コンビニで売っているようなどうしようもない雨合羽しか持っていなかった。
こんな天気なので阿蘇山頂への道路は通行止めだった。自分は阿蘇山に縁がなく、翌年も大学のサイクリングクラブの合宿で阿蘇山に上ったのだが、そのときも雨で通行止めだった。
阿蘇山を下って熊本へ向かう。このとき、熊本地震で崩落した阿蘇大橋を渡っているはず。
ちなみにこの時代、まだくまモンは存在しない。
夜だが熊本城を見にいった。
この日はたしか、水前寺ユースホステルに泊まった。前日の阿蘇ユースホステルとは違い、ビジネスライクで、止まっている客もあまり若い旅行者はおらず、あまりよくないユースホステルだった。
2025年12月19日記事公開